オンライン婚活をしている際、やり取りを記録しておきたい場合などに『スクショ』をしたくなる事ってありますよね?
『スクショをすると相手にバレるのか?』
『スクショって法律上どうなのか?
『相手に逆にスクショされ、悪用されることはないのか?』
というように不安に思う人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、オンライン婚活におけるスクショについて徹底的にリサーチし、上記のような不安を抱える人にむけて情報をまとめました。
是非、最後までお読み下さい。
このページの内容
オンライン婚活でスクショしたらバレる?
結論から言うと、サービスによっては、オンライン婚活サービスを提供している運営側には分かってしまいますが、スクショをしたことが本人にバレることはありません。
スクショをしたことで相手のスマホに通知がいく事はないからです。
しかし、婚活サービス利用時のスクショは、基本的に禁止されており『スクショをしたら退会』という規約が定められている場合もあります。
とはいえ、SNSや掲示板などに相手の情報を晒さない限り、発覚し退会処分にはならないのが実情です。
また、『スクショは法律上問題なのか』という疑問についてですが、実際のところ、『スクショをしただけ』では罪にはなりません。
スクショをし、転載などをして相手の個人情報を外部にもらしてしまうと『肖像権侵害』『名誉棄損』などの罪に問われてしまう事ががあります。
『気づかぬうちに罪をおかしていた』なんてことが無いよう、慎重に行動しましょう。
スクショする人の目的
結婚相談所のサイトや、婚活サイトの場合、スクショされる可能性は低いですが、手軽に参入できるマッチングアプリの場合は、スクショされる可能性が高いようです。
中には悪意があってスクショをする人も。
ここからは、オンライン婚活の場でスクショをする人がどういった目的で行っているのかについて、5つのパターンを紹介していきます。
目的①写真を無断使用する
SNSなどで写真を無断使用するためにスクショをする人がいます。
捨て垢やサブ垢に利用するため、サクラ、業者などが無断使用するためにスクショしているようです。
イケメン、美人と呼ばれる人の写真は、特にスクショ、無断使用されやすい傾向があります。
しかし、あくまでも目的は『写真』であるため、自分の名前を語られる可能性は低いですが。
とはいえ、勝手に顔写真を使われることだけでも問題です。
自分のことを知っている人が無断使用されている写真を見てしまったら、風評被害を被る可能性があるからです。
目的②トラブルになったときなど晒す
ネット上、あるいはリアルで会った際、交際中にトラブルになった場合に『相手の個人情報をネット上に晒すためにスクショする』人がいます。
気づかないうちにネット上に晒されていることもあれば、『晒すぞ』と脅迫される場合もあるようです。
相手の個人情報を晒す理由は、
- 体目的の人にだまされたから。
- 本気で交際していたのに相手が既婚者であると発覚したから。
- 交際を申し込んだが、振られて悔しかったから。
など、さまざま。
中には、体目的の人や既婚者から迷惑を被った人が、注意喚起のためにSNSで相手の情報をネット上にあげているケースが見受けられます。
しかし、相手のプロフィールなどの個人情報をネットに晒すと法律に触れる危険性があるため、注意が必要です。
まともに婚活サービスを利用している分には、交際終了となったり、相手からの告白を断ったりしたとき以外は、スクショされる可能性は低いと言えそうです。
とはいえ、もし自分の情報ネット上で晒されていたら、警察に届け出る、弁護士に相談するなどの対応をして下さい。
大きな事件になってしまう可能性も否定できません。迅速に行動しましょう。
目的③個人情報を調べる
相手のプロフィール写真を画像検索して、SNSなどと同じ写真を使っていないかチェックし、使っていた場合は、SNS経由で住所や勤務先などの個人情報を得ようとする。
オンライン婚活利用者の中にはそんな人もいるようです。
SNSの普及率が非常に高い昨今では、誰でも被害を受ける可能性があります。
オンライン婚活の時と同じ写真はSNSでは使わない、名前を変えるなどして、SNSのアカウントと同一人物とわからないようにする工夫が必要です。
目的④疑わしい相手を確認する
連絡をとっていたら急にLINEや他のサイトに誘導しようしてくるなど、怪しい相手を確認するためにスクショをするパターンです。
目的①のように、怪しい相手が誰かのプロフィール写真を無断使用していた場合、スクショした画像を検索し、同じ写真が『別の誰か』としてヒットしたら悪い人だと判断できます。
さらに、確認の結果、『相手が怪しい』とわかって運営に通報するためにスクショするケースもあるようです。
目的④の場合は、『悪意から』というより『悪意があるかもしれない相手から身を守るため』のスクショであるため、基本的には問題はありません。
目的⑤メモ代わり・記録として
これは単に、自分用の記録としてスクショをするというパターンです。
相手の連絡先や、どんなやり取りをしたかなどを覚えておくために行います。
仮に目的⑤のスクショをされたとしても、ネット上に晒されなければ悪用ではありません。
念のため、悪用とみなされないよう『ネット上にはあげてはいけない』という事は胸に留めておきましょう。
オンライン婚活4つのスクショ対策
ここからはオンライン婚活においてスクショされ悪用されないための4つの対策を解説していきます。
①個人情報が写り込んでいない写真を使う
名札など、ささいな部分から個人情報は特定されてしまうものです。
②背景・制服など、場所や勤務先が特定できない写真を使う
自宅近くの背景が写りこんでいる写真は、個人情報を特定されうる情報だらけです。
また、職場で制服で撮った写真を見れば、勤務先を特定でされてしまうかもしれません。
③SNSと同じ写真は使わない SNSのアカウント名も特定できないようにする
SNSのアカウントには、たくさんの個人情報が詰まっています。できるだけアカウントを特定されないよう努力をしましょう。アカウント名は本名ではない方が無難です。
④プロフィールに使用する写真は遠目にする、多少加工するなどの工夫をして、はっきりと顔が分からないようにする
はっきりとした顔写真を使用しないことで、スクショされずらくなるはずです。たとえスクショされたとしても、個人情報を特定されづらくする効果があります。
工夫をして被害に遭わないように、加害者にもならないよう注意しよう
交際を断ったことなどの逆恨みでスクショをされ、ネット上に個人情報が晒されてしまうと、思わぬ事件に巻き込まれてしまう危険性があります。
その個人情報を閲覧した別の人間から被害を受ける可能性もあるのです。
『自分の身は自分で守る』という意識で、慎重にプロフィールを作成しましょう。
また、交際相手が体目的だったり、嘘をついていた既婚者などに騙されたからといって安易に相手の情報をネット上にあげるのはやめましょう。
素敵な相手は他にもいくらでもいます。
『騙されたけど社会勉強になった』くらいの前向きな気持ちで、次の交際相手を探してみましょう。