婚活をしていく中で、自分の顔を気にする人や相手の顔を気にする人も多くおり、「美人は婚活でも有利」「イケメンは人気が高い」とよく耳にする人もいるでしょうが、婚活では顔は本当に重要なのでしょうか。
今回はなぜそこまで顔を気にする人がいるのか、婚活時に顔写真にこだわる人がいるのか、また顔だけで判断するべきかどうかということについて解説していきます。
相手の顔や自分の顔に固執している人はぜひ参考にしてください。
このページの内容
婚活で顔は重要な要素!
婚活をしていると相手の判断材料として顔を重視している人がいます。もちろんそのような意識を持っていなくても、自然と目に入るため、「○○のような人」という印象を与えることも少なくありません。
そのため、人は顔じゃないと言いたいところではありますが、そのような印象を与えることから、否定は難しいでしょう。
では、なぜそこまで顔は重要な判断材料となってしまうのか詳しく解説していきます。
第一印象は顔写真で決まる
結婚相談所や婚活アプリでまず相手が目にするものは顔写真です。プロフィールを見なければ相手が自分に合うかどうかということが分からず、相手を知るためにもまずは顔から入るでしょう。
人に会った時や写真を見ておおよそ6~7秒でその人の第一印象が決まるとも言われていることから、意識していないとしても、無意識に相手の顔や表情から自分に合うかどうかと判断しています。
そのため、相手の顔の好みもありますが、第一印象は出会う前のプロフィールなどにある顔写真から決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。
どれだけ性格が良くて、堅実だったとしても写真で相手から拒否されてしまえばどうすることもできません。
若い頃は特に重要
年齢を重ねると経験などから『穏やかさ』というものが出てきますが、それは若いころに取得できるものではなく、顔に出にくいものです。
婚活では、男女共に落ち着いた人や冷静な人が求められる傾向にあり、そのような雰囲気を顔に持つことで好印象を与えることができるでしょう。
このことを理由に無理に表情で作ろうとしたり、アプリなどを使用してごまかそうとする人も少なくありませんが、それは返ってマイナスの効果があるのであまりオススメしません。
やはり男性も女性も相手を見る際には一番自然体を望みます。写真がどれだけ可愛くてもかっこつけていても実際に会ってみて印象が違うとなっては意味がありません。
少しでも加工をしたいという気持ちも分かりますが、出来る限り自然体で行くか、アプリを使用しても盛り過ぎには注意してください。
写真はプロに任せた方がよい
婚活アプリの場合は自分で撮るしかないと思っている人も多く、実際にもプロフィールを見るとアプリを使用して加工した画像を使用している人がたくさんあります。
相手も自分も若ければそれなりに対応できますが、年齢幅が広い婚活サイトやアプリの利用では、それが通用しないことも少なくないでしょう。
そのため、可能であれば極力写真はプロに任せても良いです。結婚相談所の場合は特に、アプリ写真などを利用している人は少なく、そのような写真を利用している人は引かれてしまうことも。
結婚相談所であれば提携している写真展などもあり、そちらを有料で利用できる所もあれば無料でできるところもあるので探してみてください。
どのような写真が相手に好印象を与えるかというのはプロが一番理解しているので、任せることで、自分の自然な良い表情や部分を撮ってくれるでしょう。
婚活で顔にこだわりすぎてはいけない理由
確かに婚活時の第一印象は顔写真で決まりますが、それだけにこだわってはいけません。顔を気にする人もいますが、何故こだわってはいけないのか疑問に思うでしょう。
実は、こだわってはいけないということには大きな理由があります。まずはその理由を把握して、これから顔にこだわるかどうかということも判断していってください。
あくまで第一印象に過ぎない
写真は確かに第一印象を与える上では重要で、アピールできる一つの方法とも言えますが、結婚の決定打にはなりません。
可愛いから、かっこいいからと結婚を決める人はとても少ないと言え、多くは顔だけで判断せずに、その人の人柄や性格を確認してから考えるでしょう。
写真だけでは結局その人の性格などの把握はできず、漠然としたことが分からないということも一つです。
もちろん、写真だけを見て「この人がいい」と感じたのであれば、それも一つの判断材料にはなりますが、交際中に価値観のすり合わせはきちんとしておいた方が結婚後のためにもなります。
写真は結婚相手として確定になる理由ではありませんが、写真映りを怠ると、自分を知ってもらうチャンスも逃すので、決して必要ないということではありません。
表情や内面まではわからない
結局写真だけではその人の大まかな雰囲気しか伝わらないということもあり、写真だけで内面を把握することは難しいでしょう。
顔写真をただ撮るだけではなく、『見せ方』はいくらでもあるので、結論内面を隠した顔を作ることもできるのです。
そのため、「いい人」に見えて実際に会って交流を図ってみると全然思った人と違ったということもあります。
これは一つの例えになるのですが、初対面で礼儀もあり、優しい表情の相手に心を許していたが、実際に深く交流を図ると、だらしない、金遣いが荒かったということも。
相手の一面だけで自分に合う人と判断すると、結局その人に時間を取られ、最終的には合わなかったということはたくさんあります。
だからこそ婚活をしている人ほど一つや二つの判断で相手を決めてはいけないということです。
自分が相手を探す時にも言えるのですが、決して顔だけが判断材料にならないようにプロフィールなどを確認しておき、自分と合うところはあるのかどうかということも確認していくことが重要でしょう。
「結婚相手を探している」ことを忘れずに
婚活というのは『結婚相手』を探す場であって、『好みの異性を探す場』ではないのです。結婚相手と好みの異性を一緒に見ている人もいますが、実は大きく違います。
異性の相手というのは、自分の好みだけで相手を探そうとしているので、結局結婚相手として見た時に一緒に生活を維持できるのか、価値観は合うのかなどで違うことが多くあるでしょう。
しかし、結婚相手として相手を見た際に、好みではなくても価値観の相違や居心地が良いかどうかなど他にたくさん見ていく必要があります。
あくまでも結婚をするということを念頭に置いて婚活をしていくことで、顔などではなく、徐々に何を見ていくべきか理解していけるでしょう。
顔の良し悪しは関係ない!
イケメンや美人は確かに競争率は高くなる傾向にありますが、同時に嫌厭される傾向にもあります。イケメンや美人を武器に婚活をしていると思われたり、そのような顔を嫌っている人もいるからでしょう。
前述でも何度か話したように、婚活をしている人が相手に求めていることは、顔の良し悪しではなく、女性であれば「おしとやかさ」や「清楚さ」であり、男性であれば「人柄を感じさせる表情」などになります。
もちろん、上記のようなことだけが婚活に必要ではありませんが、婚活をしていく上で、結婚をして、一生一緒に過ごす家族としての相手を見つけるためには結局顔は必要なくなります。
子どもを望んだ際に、イケメンの遺伝子や美人の遺伝子が欲しいと望む人もおり、それは決して間違った考えかたではありませんが、果たして必要なことなのでしょうか。
綺麗な顔つきでなければ子どもを愛せないわけではありません。二人の子どもには変わりのないという点から大切にできることは間違いなく、その後パートナーとの育児に対する価値観の方が重要となってくるでしょう。
そのようなことを考慮した上でも、顔の美醜は関係ないとも言えます。
まとめ.婚活では顔にこだわりすぎないことが重要!
婚活において顔を見る、写真を見るというのは相手の第一印象が分かる手段の一つではありますが、決してそれが全てというわけではありません。
あくまでも相手の内面や結婚観を重視することが大切で、それだけでも結婚後の生活を続けることができるかどうかということが判断できます。
顔だけに囚われすぎず、結婚というものはどういうものなのか、また結婚をする上で自分や相手に必要なことは何なのかなど改めて考えて婚活をしていきましょう。